アトピーにしない子どもを守る離乳食②

アトピーを防ぐなら箸で食べる

子どもをアトピーにしないようにするためには、離乳食の開始は遅い方がよいことをお話しました。(参考:アトピーにしない子どもを守る離乳食①

さらに、離乳食を与えるときにも注意したい点があります。

離乳食はスプーンではなく箸で与えるのがいい

離乳食を遅く始めると、体がついていけないのではないかと、ドロドロにした離乳食から始めてしまいがちですが、歯が生えそろってきている頃には内臓は食物の受け入れが正常に出来る状態になっています。

始めた1~2日位はドロドロでも構いませんが、様子を見ながら月齢に合わせた離乳食を与えるようにしましょう。

成長の早い子であれば6ヶ月位から歯がそろい始めますが、その頃の離乳食はすでに箸でもつかめる程度の固さになっています。

離乳食は箸で与える方がアトピーになりにくく、スプーンで与えるのは、アトピーという視点から見るとあまりよくないようなのです。

口から落ちていく量と胃で溶ける量は同じじゃない

離乳食を早く始めると、歯がないので、噛むことができず、離乳食はドロドロの状態であげざるをえません。

離乳食は固さがゆるいので、どうしてもスプーンであげてしまいがちです。

さらに、スプーンであげると、箸であげるよりもずっと量が多くなります。

また、食物がやわらかいので、量が多くても、すぐに口の中に食物が落ちていきます。

しかし、子どもの胃酸は量、質ともに未熟なので、胃で食物を溶かせる量は大人よりもずっと少ないです。

溶かしきれなかった食物はそのまま未熟な小腸へと送られ、大きな穴から血液に流れ込みアレルゲンへと変貌してしまうのです。

ですが、箸の場合は柔らかい食物だと、つかみづらいので1度に口に運ぶ量が少なくなります。

量が少ないので、子どもの胃酸でも食物が溶けやすくなります。

離乳食を箸であげると口呼吸のクセを防げる

アトピーやアレルギーを持つ子どもに多いクセの一つに口呼吸があります。

口呼吸をすると鼻呼吸よりもずっとアレルゲンを体の中に取り込んでしまいます。

また、肺に入る呼気も鼻を通るよりも口を通った方が距離が短いために、冷たく肺へ負担をかけます。

母乳を飲んでいる間と噛んでいる間は口がふさがっているので鼻呼吸をしますが、噛む必要のないドロドロの離乳食は口が開いている状態になり口呼吸のクセがついてしまうのだそうです。

口呼吸のクセを防ぐためにも、離乳食の開始は箸でも持てるくらいの固さの離乳食で始めるのがちょうどよいのかもしれません。

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