アトピーにしない子どもを守る離乳食①

離乳食

日本人のアトピー患者が急激に増えたのは1970年代の母子手帳に採用された離乳食が原因ではないかという説があります。(参照:なぜ人はアトピーになってしまったのか)

では、アトピーになってしまった主な原因に対して対策を講じれば、子どもをアトピーになりにくくすることが可能なのではないでしょうか?

その方法についてご紹介します。

アトピーの成否を分ける鍵は離乳食を始める時期

小腸の成長度合を無視して始めた離乳食

アトピーの原因の一つに離乳食を始めた時期が関係しているという説があります。

それが、1970年代の母子手帳に採用された「離乳食は生後3ヶ月~4ヶ月頃から始め、だらだらと母乳をあげ続けない」というものでした。

ですが、人間の小腸が母乳以外を正常に消化できるようになるのは、歯が生えそろった生後1年位なのです。

人の体というのは、わたし達が思うよりもずっとシステマチックです。

目に見えない内臓の状態は、目に見えるように外見にも表れてきます。

生後1年ごろの上下の歯が4本から8本ほど生えそろった頃にようやく小腸が正常な消化機能を持つようになるのです。

では、小腸が正常に働けるようになる前に離乳食を与えるとどうなるのでしょうか?

小腸が成長しきる前に離乳食を与えると・・・

小腸には胃でドロドロに溶かされた食物を吸収するための穴が開いています。

この穴は栄養素とそれ以外を漉し分ける役割があり、栄養素は穴を通って血液に、それ以外は大腸へと送られます。

しかし、この小腸の穴は生まれたばかりの頃は、成長しきった小腸の穴のサイズよりも数倍以上の大きさがあります。

生後3ヶ月~4ヶ月であっても小腸の穴はかなり大きいため、漉し切れなかった食物のカスや胃で溶かしきれなかった食物が穴を通って血液に入り込み、体はその食品を異物として攻撃を始めます。

すると、体はその食品を攻撃対象と記録し、ウイルスや病原菌と同じように攻撃するようになり、これがアレルゲンとして体にインプットされてしまうのです。

アトピーになりにくい離乳食を始める時期

子どもをアトピーになりにくくするための離乳食を始める時期はいつ頃がいいのかですが、小腸がきちんと正常に消化ができる時期に始めるのが一番と考えます。

ですが、母子手帳で「3ヶ月~4ヶ月くらいから離乳食を始める」という内容が長いこと改定されなかったことで、離乳食を始めるのが遅いことに気が引ける方が多いようです。

同じ時期に生まれた他人の子と比べたり、ママ友との話で離乳食を始める時期を確認しあうことで、つい自分も始めなきゃと思ってしまいがちです。

他人の子と比べる必要はありませんし、自分の子どもの成長具合をしっかりと見て、歯がそろい始めたら、内臓も受け入れ万全の状態と考えて、それから離乳食を始めても遅くはありません。

子どもをアトピーから守ろうと思うのであれば、世間に左右されず自分の子どもの成長に合わせることが大切のようです。

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