ヨーグルトがアトピーに効果があるといわれる理由

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腸は体に必要な栄養を消化吸収する器官ですが、最近になって、無数の免疫細胞が集中していて、免疫の司令塔のような役割をしていることがわかってきました。体の約7割の免疫機能を担っているとされています。

昨今の研究でビフィズス菌や乳酸菌がアトピーの改善効果を発揮することが判ってきており、腸内環境を整えることがアトピーの症状をよくするための鍵になると考えられるようになりました。

しかし、腸管に存在する免疫細胞で活性化している常態のものは全体の5%程度にしかすぎないといわれています。
そこで、残りの95%の不活性な状態の免疫細胞を活性化することで免疫力を向上させることが期待できます。
アトピー性皮膚炎を発祥する原因ははっきりとしておらず、遺伝的なものの他にもストレスや生活環境、それに食生活の影響を受けているといわれています。
それらによって免疫機能の反応が異常を示してしまうことで起きてしまうものです。免疫細胞はウイルスなど体に害をなすものが体内に侵入すると攻撃をします。
その際に同じ外敵が侵入したときに即時攻撃ができるように抗体を作り出しますが、これが過剰に生成されてしまうことでアレルギー反応を起こしてしまうのです。

アトピー性皮膚炎の人は腸壁のバリアー機能が弱くなっていて、そこからアレルゲンが進入しやすくなり、ちょっとした刺激で過剰反応を起こしやすくなってしまっています。
ビフィズス菌や乳酸菌を摂取することで腸壁を修復して、過剰反応の元となるアレルゲンの侵入を防ぐことができるので、アトピーの症状緩和の期待もできるとされているのです。
そこでこういった菌を手軽に摂取できるヨーグルトを食べることを推奨しています。
私たちの腸の中にはいろいろな腸内細菌が住み着いていて腸内フローラを形成しています。
腸内細菌が腸管の内壁を埋め尽くした様子をフローラ(お花畑)に見立てているわけです。
腸内フローラは、生まれながらに持っている細菌、成長の過程で食物などから取り入れた細菌などで出来上がっているので、皆違う状態ですが、善玉菌、日和見菌、悪玉菌に分類することが出来ます。

ヨーグルトを食べることで腸内に善玉菌を増やせます。
腸壁を修復するだけではなく老廃物を排出し、便通を整え、自律神経のバランスがよくなり血行も促進されることで、さまざまな体の調子を整えてくれます。
アトピーを根本から治したい場合には、薬を塗るだけではなく、体の内側から体質改善を行っていくことが大切なのです。

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