湿疹が治ればIgE値が下がる?IgE値が下がれば湿疹が治る?

igeとは?

・湿疹が治ればIgE値が下がるの?

・IgE値が下がれば湿疹が治るの?

というのは考え方を変えればいいという単純なもの?

 

IgE値に過剰に反応するのはNG

 

血液検査をしてみてIgE値が高いと、「これでは湿疹がよくなるはずがない」と落ち込んでしまう方がいらっしゃるようです。

これは、IgEとは皮膚についた異物と反応してアレルギー湿疹をを起こすもとになる物質だと考えられているからです。

でも、血液中のIgEが増えるのは、アトピー性皮膚炎の直接原因ではなく、単なる結果によるものにすぎません。

だからあまり極端に検査の結果の数値に過剰に反応する必要はないと思います。

 

igeとは?

どうしてそう言えるのかというと、
たとえば、入院して安静にしていると、1週間程度で湿疹が治ると同時にIgE値はグンっと下がってしまいます。

なぜ1週間なのかというと、IgEの寿命が1週間程度だからです。

 

湿疹があるとIgEがどんどん作られて、どんどん放出されて、それが血液中にも出てしまうのですが、皮膚が正常になるとIgEは作られなくなり、血液中のIgEが減少してくると検査の数値が下がります。

 

アトピー性皮膚炎があるとなぜIgEが増えるの?

 

では、アトピー性皮膚炎があるとIgEが増えるのはなぜでしょうか?

それは、皮膚には遊走細胞の一種であるランゲルハンス細胞という特殊な細胞があって、IgEをため込んだり、放出したりといったことを上手にこなしているからです。

そして、皮膚に何かの異常が起きてしまうと、このランゲルハンス細胞が敏感に反応して、IgEをどんどん放出してしまうので、血液検査のIgEの数値がドッと跳ね上がってしまうわけです。

 

皮膚中には何億個というランゲルハンス細胞が存在しているのですから当たり前のことです。

でも、鼻や気管支の粘膜にはランゲルハンス細胞はありません。

 

だから、花粉症やぜんそくの場合には血液中のIgE値は数千程度にとどまり、アトピー性皮膚炎のようにIgE値が何万という異常に高い数値になることはないのです。

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