アトピー体験記(子供編)

not image

横山英子(仮名)さん 35歳 主婦

息子のアトピーは、生まれてほぼすぐに発症しました。最初は顔が赤くなる程度の乳児湿疹がほっぺたにたくさん出来たのですが、育児書などには乳児湿疹は生後1ヶ月の赤ちゃんなら誰もが経験するものだから安心しても良いという説明があったので特に気にせずに毎日ガーゼをお湯で濡らして拭くだけでした。しかしこのほっぺたの湿疹は意外にもしつこくて、生後3ヶ月過ぎても良くなるどころか、少しずつグジュグジュと湿った湿疹に変わってきたのです。この頃から痒みを伴うようになったらしく、息子はいつも手をほっぺたにやって不機嫌にグズグズと泣く日が続きました。

小児科の3ヶ月検診で初めて、アトピー性皮膚炎かもしれないと診断を受け、そのまま小児皮膚科のアレルギー専門医に紹介され、そのままアトピーとの確定診断をもらったのです。まだ生後3ヶ月でしたので病院の方でもステロイドはなるべく使いたくないということで、お湯で患部を清潔に保ちながら処方された保湿のクリームで手入れをするという対症療法を続けていました。しかし症状は一向に良くならず、爪で引っ掻いてしまうので浸出液が出るようになり、いつも黄色い浸出液の塊がほっぺにがびがびにくっついていたりしました。この時期は本当に何もできずに見ているだけでしたので可哀想で仕方がなかったです。

ようやく1歳を迎えた頃から、ステロイド軟膏を使うようになりました。この軟膏は一番弱いグレードのものだったと思います。これをお風呂上がりに薄く塗ったのですが、効果がものすごかったです。あれ程グジュグジュになっていたほっぺたのアトピー症状が、ものの2日ぐらいですっかり赤みも取れて痒みもスゥッと引いたようでした。小さな乳児の薄い皮膚ですからステロイド剤の浸透も良かったのでしょう。それから集中的に1ヶ月ステロイド軟膏を使ったあたりで、ツルツルの肌になり、今までのアトピーの症状は跡形なく消えました。

それからは、ステロイドを徐々に減らしていって、保湿軟膏だけにしていったら、あれ程苦しんできたアトピーがすっかり改善されました。ですがもともとアレルギー体質が根本にあるので、小学生に上がった現在でも季節の変わり目や花粉症の季節などになると首や目の周りに赤みと痒みが時々出たりしています。完全にアトピーが治った訳ではないので油断はできませんが、とりあえず保湿を毎日続けることでなんとか良い状態を保てています。
大竹愛美(仮名)さん 31歳 主婦

私は5歳の息子がいます。
その息子は生後4カ月でアトピーであることが分かりました。11月生まれの息子ですが、冬になり身体、顔あらゆる皮膚がものすごく乾燥し始め初めはアトピーだとは思わず、小児科へ行っても保湿剤しかもらえず、お風呂に乾燥を防ぐような入浴剤を入れたり様々な努力をしていました。

しかし症状は一向におさまらず、息子は痒がって自分で掻くようになり肌はボロボロになってしまいました。
小児科ではなく、知り合いで評判の良い皮膚科へ連れて行くとアトピーだと診断されました。

ステロイドを使うことに医者の間でも賛否両論があるみたいなのですが、私がかかった医者はステロイドを最低限使って痒みがない状態にしてそれを保つために保湿剤とおっしゃっていました。後は痒いときのシロップを貰っていて飲ませています。

ステロイドを塗り始めてすぐに効果が出ました。見る見るうちに肌が綺麗になり、息子も痒くて機嫌がわるいこともなくよく眠ってくれるようになりました。
アトピーは小さい頃になると大きくなるにつれて良くなっていく可能性が高く、大きくなってからなると中々治りにくいと言われました。
夏に海の海水がアトピーに良いらしく連れて行くといいと言われたので今でも夏に海に連れて行き、冬は同じように対処して乗り切っていますが息子は年々少しずつマシになりつつあるようです。

アトピーの子にはアレルギーの子も多いらしく、息子も様々なアレルギーがあり今でも治療中です。

コメントは受け付けていません。