アトピーを発症・悪化させる風邪薬-母乳期編

授乳

風邪薬がアトピーを発症させたり悪化させたりすることは、以前の記事でご紹介したところですが、まだ子どもを母乳で育てているときに母親がもし風邪薬を飲んだ場合にも影響はあるのでしょうか?

母親が抗生物質を服用すると赤ちゃんの善玉菌は死滅する

赤ちゃんを母乳で育てている間に、母親が風邪薬を飲むと、風邪薬に含まれる抗生物質が母乳を通して赤ちゃんにまで影響を及ぼします。

抗生物質は菌全体を殺してしまいますので、赤ちゃんの大腸の中で活躍している善玉菌も殺してしまいます。

まして、母乳だけで育っている赤ちゃんの場合、大腸の中にいるのは99%が善玉菌です。(ちなみに人口乳で育てられている赤ちゃんの善玉菌が占める割合は70%くらいです)

赤ちゃんは抗生物質に対しても抵抗力がありませんので、母乳に含まれるわずかな抗生物質でも大きな影響を受けてしまいます。

でも、抗生物質を止めてから、また母乳を再開したら善玉菌は99%に戻るんじゃないの?と思われるかもしれませんが、実は多くても人口乳で育てられている赤ちゃんと同じ70%程度にしか増えなくなってしまうのだそうです。

さらに、ここから離乳食のステージに入ってしまうと、さらに善玉菌は減り始め、人口乳および抗生物質によって70%程度になってしまった善玉菌群は10%程度にまで落ち込んでしまいます。

健康な人の善玉菌群は大体25~15%程度と言われていますので、かなりの落ち込み具合だと言えます。

アトピーやアレルギー体質の人は健康な状態でも善玉菌の占める割合は10%程度。

母乳時の抗生物質が如何に赤ちゃんに影響を与えてしまうのかがわかりますね。

ちなみに、母乳期の場合は風邪をひかないように、手洗い・うがいはもちろんですが、常に納豆・漬物・などの発酵食品、野菜を中心とした大腸を健康にしておくことで風邪をひきにくくしておきましょう。

また、ちょっとおかしいなと思ったときには漢方薬で自己回復力を高めて、しっかりと休養することです。

どうしても抗生物質を飲まなければならないときは、赤ちゃんは冷凍しておいた母乳に切り替えます。

母親も早く抗生物質を体から出すために肉類、油類、魚類、卵、乳製品は控えましょう。

薬の種類にもよりますが、抗生物質の服用を止めてから1週間から10日程度は母乳はあきらめた方がよいです。

母乳期はできるだけ赤ちゃんも母親も風邪などひかないよう、健康に気をつけることが大事です。

母乳で育てている間は赤ちゃんの免疫力も高い状態にありますので、その状態をキープできるようにしておきましょう。

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