アトピー肌に優しい入浴法

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何気なく毎日のように入っているお風呂ですが、入浴の方法によっても肌への負担が違ってきます。
昨今は極端な清潔志向が広がり、朝に晩に入浴するような人も少なくないようです。
汗をかいたからすぐにシャワーというように日に何回もシャワーを浴びたり、お湯につかったりしていると、皮膚を保護している常在菌まで減少してしまいます。また、汗の成分の中に含まれる尿素は肌の潤いを保つ性質がありますし、皮脂にもワックス効果があります。
無菌状態というのは必ずしも良いものではないのです。

肌に優しい入浴方法のその1は温度設定と時間設定です。
お湯の温度は38~40度くらいの手で触れてみて少しぬるく感じるくらいの温度がちょうどよい温度です。
また、長湯は禁物です。10分以内を心がけましょう。

2番目に体を洗う道具を考えてみましょう。。
ナイロンタオルやブラシにボディソープをたっぷりつけて体を洗うのは肌への負担が大きすぎる行為です。
ナイロンタオルで身体をこするのは、皮膚の表面の皮脂や角質層をこすり落としているようなものです。
それらを取り去ってしまうと、肌のバリア機能をなくして乾燥や外部からの刺激を直接受けてしまうことになり、肌に刺激を与えてしまうことになります。
身体を洗う道具は自分の手で十分なのです。

次に洗浄剤の問題があります。
近頃はいろいろな種類のボディーソープが出回っていますが、おすすめは固形石鹸です。
ボディソープは石鹸成分としての界面活性剤が大量に含まれています。食器洗いの洗剤で体を洗っているようなものです。
界面活性剤は皮脂膜や表皮の角質層に悪影響を及ぼし肌荒れや皮膚疾患を助長させる原因になります。
また、濃度が高いためにいくらお湯で流しても肌の表面に残って刺激を与え続けることになります。
その点固形石鹸はボディソープよりも濃度が薄いので普通のすすぎで十分洗い流すことができます。
肌が敏感になっているときには、敏感肌用の石鹸さえ使う必要はありません。
お湯で洗うだけで十分です。

そしてまた、髪の毛を洗うシャンプーやリンスも肌につくと刺激を与えることになります。
髪の毛も固形石鹸で洗うのが本来は望ましいのですが、ギシギシしたりパサついたりしたりする感触を好まない人も多いですね。
そのような場合はなるべく低刺激のものを使うようにしましょう。
シャンプーやリンスは自分で思っている以上に皮膚に流れ落ちています。髪の毛を洗う時は身体についたシャンプーやリンスも皮膚に残らないようにしっかり洗い流しましょう。

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