アトピーと食生活の関係②

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アトピー対策に和食のすすめ

リノール酸がアトピーに対して良くない影響を与えているということは以前書いたので見ていただけているかと思います。
少量ならよくても、過剰摂取がアレルギー体質を増加させることになるわけです。

出来るだけリノール酸の摂取量を減らすような食生活が望ましいのですが、現代のような洋食中心の食生活では、気を付けていてもリノール酸を多くとってしまう傾向にあります。
リノール酸というのは、植物油のほかにも穀物や動物性食品に多く含まれているために、油の使用を少なめになどと考えながら普通に食事をしているだけでもどんどん摂取してしまうのです。

このようなリノール酸の過剰摂取を少なくしようと思った場合、私たち日本人に最適な方法があります。
もちろん皆さんお分かりだと思いますが、「和食」にすることです。
白米や玄米などの米を主食にし、魚介類、豆類、緑黄色野菜や根菜類、きのこ類海藻類などを副食にした1汁3菜の食事は栄養のバランスもよく、αリノレン酸もたくさん摂取することが出来るようになっています。

「まごはやさしい」などと和食の良さが見直されつつありますが、裏返してみると、今までの洋食信仰がアトピー体質を増やしたという可能性も否定できませんね。

では、効率よくαリノレン酸を摂取するために、αリノレン酸の特徴を考えて見ましょう。
αリノレン酸は必須脂肪酸の一つですが、細胞膜を作る基となったり、アレルギー症状を予防したり、症状の緩和したりします。
また、必要に応じてDHAやEPAを作り出します。
αリノレン酸から合成されるホルモンが免疫機能の働きを活発化させるので、アレルギー症状の予防・緩和、がんの発生の抑制に効果があるのです。

穀類・種子類・豆類などはこれから植物が育っていくための栄養素をたっぷり含んだ食品です。寒冷地で栽培されたものほどるファリノレン酸を多く含んでいます。
主食として食べられている米は精製されていないものの方が栄養を多く含んでいるため、なるべく白米ではなく、玄米や胚芽米を食べるようにしたほうがよいでしょう。

海草にはαリノレン酸が多く含まれています。そして、海草を食べる天然の魚もαリノレン酸をはじめDHAやEPAが多く含まれています。
ですので、高い養殖魚を食べるなら、アジやイワシ、秋刀魚などを食べるとよいでしょう。
生のままお刺身にしたり、焼いたり煮たりといろいろな料理方法があります。
ただ、てんぷらやフライはリノール酸の油で揚げると効果がなくなってしまうので注意するようにしましょう

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