アトピーなら知っておきたい大腸の菌のこと

大腸

アトピーの方なら御存知の方も多かとは思いますが、大腸の菌によって痒みが出たり、出なかったりします。

大腸の環境がアトピーに関係しているのは知っているけれど、どこまで知っていらっしゃいますか?

大腸に住む菌について知っていると、アトピー改善に役立ちますのでご紹介いたします。

アトピーに必要なのは善玉菌だけじゃなかった

人間の体には400種類から1000種類いて、数としては1000兆個にも及ぶそうです。

この数は人間の細胞の数よりも多いのです。

ですが、こんなにもいるにもかかわらず、実際には95%~98%を5、6種類程度の菌が占めており、残りの数%くらいを数百種類の菌が占めているのです。

ちょっと、びっくりしている人もいるかもしれませんが、これだけの菌はどこにいるのかというと、実は大腸の中の便の中にいます。

だいたい体の中に3kg~4kgくらいの重さの便があり、その25~35%は菌なのです。

善玉菌は全体の5~25%しかいない

善玉菌が人の体にとって大切な菌だってことはお分かりですよね。

ですが、善玉菌はこんなにもたくさんいる菌の中でもたった5~25%しかいないのです。

善玉菌については、ここでは詳しくお話ししませんが、宿主にとって益になる菌を総称して善玉菌と呼び、その代表としては有名なカゼイ菌やラクティス菌ですとか、アシドフィルス菌、サーモフィルス菌、ロンガム菌などがあります。

注目したいのは日和見菌だった!?

たくさんいる菌の中で65%以上と一番いる菌は宿主の益にも毒にもならないと言われる日和見菌です。

ですが、日和見菌が何もしていないのかというと実はそうでもなかったのです。

日和見菌の中でも代表的な菌にはフラジリス菌という菌がいます。

実は宿主が健康の時は益となる酢酸や酪酸をつくっているのですが、免疫力が落ちたり、肉や油を使った料理を食べると体に悪い硫化水素をつくったりするのです。

つまり、生活習慣や体調管理をしっかりしていれば、日和見菌が善玉菌と同じように体に益をもたらしてくれるのです。

悪玉菌の代表格「大腸菌」は本当に毒しかないのか

悪玉菌は善玉菌よりも多く体に生存しており、10~40%も占めています。

悪玉菌のほとんどは発がん性物質をつくり出すものがほとんどです。

ところで、悪玉菌の代表格とも言える「大腸菌」も同じなのでしょうか?

大腸菌は全体の0.1%ほどしかいないそうですが、この大腸菌は人が消化しきれなかった炭水化物や食物繊維の多い食品を分解して、糖分や酪酸、プロピオン酸などをつくり出し、体に益を与えてくれます。

ですが、動物性タンパク質の場合は他の悪玉菌と同様、発がん性物質をつくり出します。

どうやら欧米では大腸菌は日和見菌の一つと考えられているようです。

 

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